2020年冬。こんなに雪が少ない年珍しいですね。
雪が少ないことで、色々な影響が出ていますね。
スキー場や雪まつり、農作物、などなど。
雪掻きしなくて済むし、車の運転も楽だなとも思うのですが、
車の上に雪が積もってオブジェみたいになってたり、
大量の雪を積んだトラックが走ってたり、夜中に除雪する重機の音も無く、
あの芸術的なテクニックで、うちのマンションの駐車場をキレイにしてくれている、重機の運転手のお兄ちゃんも見てない(あのドヤ顔が好き)。
少し不安になります。地球温暖化の影響?
僕が一番気になるのは、やはり除雪をお仕事とされている方々のこと。というのも、僕も以前何年間か除雪の仕事をしていたことがありました。
あるパーキングビルの除雪作業で、場内はもちろん、出入り口まわり、何より屋上階の除雪、排雪が主な作業でした。
その仕事を始めた最初の年と次の年は、かなりの大雪でした。屋上階なんかは、毎日やってもやっても、次の日には元の雪野原。というより雪の壁が。
かなり大変でした。
まず雪原の中に道を作り、少しずつ広げ、車を駐めるスペースを確保し、その際に除けた雪を一か所に集め、巨大な雪山を作る。そんな作業を毎日一人でやってました。除雪機などは使わず、スコップとママサンダンプのみでした(経費削減のため?でも、3年目からはロードヒーティング入れてたなー)。
巨大な雪山は、およそ6〜7メートルはあったと思います。幅なんか、どのくらいあったかな、乗用車10台分位?
螺旋状の登る道や、滑り台みたいなの作ったりなんかして、ちょっとした雪まつりの雪像です。妙な達成感でした。遊び心も忘れずに(辛い作業をやるときのコツ)。
排雪の時なんか、排雪業者のトラック運転手のおじさんが、「これ崩すのは勿体無い」なんて言っていただけました。
春が近づくと、そんな雪山も少しずつ溶けていって、地面のアスファルトが見えてきて、溶けた水がチョロチョロと流れ、日差しも暖かくなり、楽になるのですが、なんか少し寂しい気持ちにもなったり。
寒かったし、キツかったけど、今となってはちょっといい経験したと思ってます。
毎年雪の季節は、そんな事思い出すのです。
今日は節分。暦の上では明日から春と、ラジオが言ってました。
今年は本当に少ないな、雪。
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